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「Designer’s Collection」 イエローのグラデーションでさわやかアレンジ

「Designer’s Collection」 イエローのグラデーションでさわやかアレンジ

2006.03.14

アーティスト:相澤 紀子氏(かんとりーまむ)

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今回は「かんとりーまむ」主宰、相澤紀子さんにアレンジをご紹介いただきます。
相澤さんは各種イベント、雑誌等でもご活躍中。今回ご紹介いただく作品は、2007年の「かんとりーまむ」オリジナルカレンダーの表紙を飾ったアレンジ。

今回のお花・資材

・プリザーブドフラワー(メディアナローズ/ゴールデンイエロー・ソフトイエロー) ・アーティフィシャル     ・グリーンミントス      ・りんご

こちらは、フロールエバーHPの旧コンテンツ「Designer's Collection」の転載記事です。



編集部:まず初めに、今回の作品では、イエロー系のローズとグリーンの組み合わせやそれぞれのグラデーションが、とても明るくさわやかな雰囲気のアレンジですね。
明るい相澤先生の雰囲気とリンクするような...。相澤先生はこういった明るい色合いを使われることが多いですか?

相澤:今回の作品は、カレンダーの表紙の作品ということで華やかな感じにしてみましたが、渋い色合いの作品も多いですし、大好きです。

編集部:新年を迎えるのにぴったりの華やかな雰囲気の作品ですね。
今回の作品のポイントや皆さんに注目していただきたいところなどを教えていただけますか?

相澤:作品をまとめる時に、リボンを使うのが好きなのですが、ラブリーに結ぶのでなく、今回はシルキーコードをフリーに結び少し大人っぽくおしゃれにまとめてみました。

編集部:使うリボンの種類や使い方次第で作品のイメージも大きく変わってきますよね。お花を明るい色合いでまとめても、かわいらしくなりすぎず大人の雰囲気にまとめることもできるんですね。
今回の作品でもそうですが、先生の作品ではドライやアーティフィシャルをすてきに組み合わせて使われることが多いと思うのですが、こちらをご覧いただいている皆さんの中でも、そのように他の素材をうまく組み合わせたい!と思っている方も多いと思います。先生からアドバイスをいただけたらと思うのですが。

相澤:もともと私はナチュラルなドライフラワーの色に魅せられてアレンジメントを始めた人なので、まず自然界にない着色のきつい色は好きではありません。
プリザーブドフラワーを優しく品のある色にまとめるには、アーティフィシャルのグリーンを使った方が有効だと思います。何故ならまだまだプリザーブドのグリーンは色が限られているからです。そして少しドライを加えることにより、素朴さが加わりとても自然な感じにまとまるのです。

編集部:そうですね、プリザーブドのグリーンは、ローズなどのカラーバリエーションの豊かさに比べて、まだまだバリエーションが少ないですね・・・。
フロールエバーでもグリーン類は現在強化中で、少しずつバリエーションが増えてきています。この秋冬も「笹」「リリオペ」が新たに加わるんですよ!ぜひお試し下さい。
冒頭にもお話させていただきましたが、今回の作品は2007年「かんとりーまむ」オリジナルカレンダーの表紙を飾られるとのことですが、来年のカレンダーはどのようなものになる予定ですか?

相澤:カレンダーの制作をはじめてもう5年になるでしょうか。
毎年オリジナルのカレンダーを制作しているのですが、大変好評で毎年完売しております。今年のテーマは、色に少し遊び心を加えた(特に11月の作品など)ナチュラルプリザーブドフラワーです。

編集部:昨年のカレンダーを、かんとりーまむホームページで拝見させていただきました。ナチュラルな雰囲気とスタイリッシュなデザインのバランスがとても素敵で、毎月新しいアレンジに出会えるのが楽いですね。来年のカレンダーも楽しみにしています。
さて、次はスクールについて教えていただきたいのですが、相澤先生はスクールでは通信講座を含めて約500名の生徒さんに教えていらっしゃるとうかがいました。レッスンの内容についてご紹介いただけますか?

相澤:かんとりーまむあざみ野本店とは別に、プリザーブドフラワー専門のレッスンアトリエで一軒家を使って、ご希望の方はランチも楽しめる人気のレッスンを行っています。
ベーシック、ブーケレッスンを受講後、ディプロマの取得も可能で、最近では遠く、大阪・金沢・茨城などからも通って下さる生徒さんがいらっしゃいます。オリジナルテキストも完成し、全国で通信教育を受講して下さる方が増えています。

編集部:遠方から通っている方もいらっしゃるんですね。
ランチも楽しめるレッスンや通信講座など内容も多様で、受講される方にとっては、ライフスタイルに合わせて自分に合ったものを選択できるのがうれしいですね。
それでは最後になりますが、今後の活動予定を教えていただけますか?

相澤:今ちょうど、東京堂3階にかんとりーまむのクリスマスコーナーを展開していますし、イベントスケジュールとしましては、11月3日?12月中旬まで、たまプラーザ東急百貨店1階正面で、「かんとりーまむクリスマスフェア」を、また、来年にはプリザーブドフラワーの作品集・ウェディングブーケのカタログ集などを出版の予定で、来年もますます元気な相澤を宜しくお願い致します。

編集部:本日はありがとうございました。今後のますますのご活躍を楽しみにしています!

相澤 紀子氏(かんとりーまむ)

相澤 紀子氏(かんとりーまむ)

『かんとりーまむ』主宰、横浜生まれ。趣味として八ヶ岳で星を撮影する夫に同行するうち、ドライフラワーの色の世界に魅せられ、子育ての傍ら講師資格を取得。 1994年、横浜市青葉区あざみ野に横浜初の本格的ドライフラワーショップ&スクール『かんとりーまむ』をオープンし、ナチュラルな作風が人気となる。 2005年、プリザーブド専門アトリエを新たにオープン。総生徒数は500名を数え、大手百貨店などの多くのカルチャー教室で講師を務める。 2005年12月には日本テレビ「おもいッきりテレビ」に生出演し、みのもんた氏にアレンジメントを指導、大好評を得る。

かんとりーまむ
URL:http://www.countrymom.co.jp/

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