プリザーブドフラワーのFlorever:2019-2020年商品カタログ
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770-ライトグリーン陽光があたった葉のグリーン、苔にみられる深いグリーン、芽吹いた若葉のような明るいグリーン…自然の中には様々なグリーンが存在します。自然環境の崩壊が危惧される今、グリーンはエコロジーを喚起させる色として大切な存在です。顕微鏡を通して見える植物の細胞の色や、培養された菌の色など、光を感じさせる人工的な表現にも注目が集まっています。森をそのまま切り取ったかのようなグリーンの濃淡配色にダークイエローを加えて毒気をさしたり、淡い色を合わせて実験室のようなクリーンなムードを出したりと、ひとひねりするのがトレンドです。ブラックを合わせるとモダンな印象が引き立ちます。ここ数年、様々な業界で古くから続く慣習が問題になったり、黙認を強いられてきたことに“No”を宣言する運動が起きたりと、隠されていた物事が表面化する動きが多くみられました。2020年に向けては、新しい時代を創るために、このような問題を精査し「浄化」する機運が高まると思われます。また、自然災害の多さや、プラスチックごみによる海洋汚染など、環境的に不安要素が多いため、日々の暮らしでは安心感や安らぎに包まれたいという気持ちが大きくなりそうです。日本では東京五輪を筆頭に大きなスポーツイベントが目白押しです。選手たちの精神と身体の極限の戦い、そして応援する人々のエネルギー。双方の興奮とともに、新しい時代を迎える期待感と高揚感も高まるでしょう。2019-2020年、美しい未来を創るために様々なものが変化する時、不安な心を癒し、力を与えてくれるカラーが求められます。フロールエバーでは「安らぐ色と、心沸き立つ色」をテーマに4つのカラーグループを提案します。自然の奥深さを表現するグリーン地球上の生命は水から誕生したといわれています。水に浸り、その揺らぎに身を任せていると心が落ち着き、心身ともに清らかになっていくように感じます。水の代表色ともいえるブルーは、日々の仕事に追われてヒートアップした心を潤し、冷静さと清涼感を与えてくれます。刻々と表情を変える水のように、様々なブルーを合わせて「青の世界」を表現します。水面のきらめきを思わせるガラスや金属など、光るものを加えたり、赤、ピンク、オレンジなど反対色をアクセントとして少量加えると、よりブルーが引き立ちます。水の流れをイメージさせるブルーのグラデーションを作るのもおすすめです。浄化を促すブルーバリエーションKeyword水、透明感、流れ、浄化、瞑想、揺らぎKeyword自然、再生、いのち、ネイチャー、バイオ、新しい考え、エコロジーキーワードは「安らぐ色と、心沸き立つ色」800-グリーン810-イエロー71-ビリジアン70-シトロンイエロー25-グリーンティー26-ミッドナイトブラック1-パールホワイト86-オーロラバイオレット55-ヌードピンク72-カリビアンブルー84-フレンチレース6-サンセットオレンジ83-シルキーグレー87-スモーキーブルー930-ダークピンク7

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