Loading...
florever(フロールエバー)デジタルカタログを見る
生花のようにデザインする、プリザーブドフラワー

生花のようにデザインする、プリザーブドフラワー

2004.10.14

アーティスト:今野 政代氏(Belles Fleurs de Konno)

10月は数多くの雑誌や百貨店イベントなどで大人気の今野政代さんをクローズアップ。

こちらは、フロールエバーHPの旧コンテンツ「Designer’s Collection」の転載記事です。

 

今野政代さんは2002年イギリス・グラスゴーで開催されたフラワーデザインのワールドカップとも呼ばれるWAFA世界大会で日本代表として世界3位を受賞するなどの実績を誇る生粋のフラワーデザイナー。

現在も生花、造花問わずフラワーデザインに関わる全てをスクール、ディスプレイ、商品展開を進めているが、プリザーブドフラワーを本格的に触れるようになったのは、一昨年出版、そしてベストセラーとなった「プリザーブドフラワー ブーケ&アレンジメント」(六耀社)を依頼されてから。本のための作品作りを重ねていく内にはじめは半信半疑だったプリザーブドフラワーに対し、その魅力を徐々に実感することに。それは生花のようにそれぞれ違う顔を持つ表情であり、メンテナンスの効率化であったりと既存のデザインの世界を変えた素材だ、とも表現する。

今野さんはそのプリザーブドフラワーを生花のようにデザインするのが最大の特長。今回、ご紹介する作品は今年9月新宿高島屋にて開催された「イングリッシュガーデンとプリザーブドフラワーの世界展?フラワーフェアリーTM花紀行?」にて発表された作品。それぞれのキャラクターを最大限に生かし、そこはまさに森林の中にような世界をプリザーブドフラワーで表現した、デザイン力と技術がかね備わってできた究極の作品。作品の前ではシーンに引き込まれその場で動けなくなる人が続いていた。また、グラフィックとラインティングとのコラボレーションを実現しており、既存のデザインにとらわれない発想、チャレンジ精神はつねに時代の先端を歩く根底となっているようだ。
当イベントではメインエントランスの装飾も選出され、担当することに。

【メインエントランスの写真】

w_october01.jpg

 

w_october02.jpg

このメインエントランスは生花との共存がコンセプトであり、空気感のある、まるで生きているかのようなプリザーブドフラワーの表現は今野さんにしかできないこと。結果、今までにない表現はプリザーブドフラワーの新たな一面を見せたと大反響を呼んだ。

その今野さんが一番大切にしていることがスクール。
プリザーブドフラワーから生花までを高いレベルで学べるのが主催するスクール「ベル・フルール」。世界に認められたデザインのノウハウを惜しみなく伝えるだけでなく、個人のレベルやニーズにもきめ細やかに対応するスクールは学生、OLから主婦の方まで幅広い層に支持を受けている。
先月は、通常通うことのできない遠方からの希望者を対象にしたスペシャルレッスンを実施。南は沖縄から北は青森から参加、レッスン希望者は全国に広がっている。最近、スタジオでは来年頭に放映されるドラマの舞台にも使用され(ベル・フルールの生徒も参加!)、天井高く光り溢れ開放感いっぱいの東京・板橋にあるスクール環境(教室風景写真はこちら)は、まさに「隠れた名店」という感じ(他、東武カルチュアなどもある。末尾、参照)。
スクールの方ではプリザーブドフラワーから生花まで希望の内容を受けれる無料体験レッスンも随時、受け付けている。

今年はプリザーブドフラワーの専門誌「プリプリ」(草土出版)、11月にはインテリアとのコラボレーション雑誌(六耀社)と続けて連載が始まり、大好評だったスペシャルレッスンの第2回目も11/8(月)に開催が予定されている(※以下、詳細記事あり)。今まで接することがなかったジャンルとのコラボレーションを意識していくという今野さん。これからも雑誌、イベントと今後の動向に目が離せない。

今野 政代氏(Belles Fleurs de Konno)

今野 政代氏(Belles Fleurs de Konno)

ベル・フルール デ コンノ
 住所:東京都板橋区前野町2-19-1 ACビル
 Tel:03-3965-5805 Fax:03-3965-5695
 URL:http://www.belles-fleurs.com
 E-mail:info@belles-fleurs.com

【本校以外の直営スクール】
池袋:  東武百貨店 東武カルチュアスクール  03-3988-4855
和泉多摩川:アトリエおだきゅう アートカレッジ  03-3489-6101
板橋:  淑徳短期大学 公開講座  03-5916-5025
板橋:  大東文化大学 オープンカレッジ  03-5399-7350

Florever mail magazineでは、最新の記事を配信中です